パレット ペディア
主要パレットサイズ表
日本でよくつかわれるのが1100×1100ですが、貿易立国の日本には、各国で使われている多種多様なパレットが流通しています。
日本でよく見かけるタイプは、1200×1000のアメリカンタイプ。1200×800のヨーロピアンタイプです。
また、JIS(日本標準規格)の規格サイズは、T11(1100×1100×144mm)です。イチイチと呼ばれています。
1200×1000 1219×1016 |
1200×800 | 1100×1100 | 1165×1165 |
アメリカ合衆国 | ドイツ | 日本 | オーストラリア |
カナダ | フランス | 韓国 | |
メキシコ | イタリア | ||
チリ | スペイン | ||
イギリス | スウェーデン | ||
オランダ | スイス | ||
フィンランド | オーストリア | ||
南アフリカ | |||
シンガポール | |||
香港 | |||
マレーシア | |||
タイ | |||
インドネシア | |||
フィリピン | |||
ニュージーランド | |||
インド | |||
中東 |
パレットの材質
パレットの材質は、一般的に木とプラスチックがよくつかわれているますが、金属や紙製のものもあります。ただ、中古で販売されているパレットのほとんどが、木製かプラスチック製です。中古木製パレットを使っての輸出には、くんじょう処理の部分で多少注意が必要です。現地通関にご確認されるのが確実な方法だと思います。
木製 | 樹脂 プラスチック |
金属 | 紙 |
昔からあるタイプのパレットで、現在もよくつかわれています。輸出を行う場合は、くんじょう処理が必要。 | プラスチック製のパレットは、頑丈だが、一度壊れてしまうと修復は難しい。 | 金属製で高コストであるが、頑丈で耐荷重性に優れている。 | 近年開発された段ボール製のパレットなどがある。紙のため、ヌレにはやはり弱い。 |
パレットの形
パレットには、両面使えるものと片面のみ使えるもの、また、フォークリフトが2方向からフォーク(ツメ)を挿入できるものと4方向から挿入できるタイプがあります。この組み合わせで、おもに4種類に大別されます。
両面の場合は、ハンドリフトと呼ばれる手動のフォークリフトが使えないなどの特徴があります。
2方 | 4方 | |
片面 | 片面2方指し | 片面4方指し |
両面 | 両面2方指し | 両面2方指し |
パレットの強度
木製の場合は、基本的にデッキの板厚と枚数に左右されます。